札幌お仏壇事情
     

ちょっといい話 - 最新エントリ
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最新エントリ
2007/01/22
カテゴリ: よもやま話 : 

執筆者: kudou (7:29 pm)
紅白歌合戦でテノール歌手の秋川雅史さんが歌った、「千の風になって」に感動しました。お墓の中には故人はいないのだから悲しまないでという歌詞は、一見仏壇と矛盾しているようですが、故人は消えてしまったわけではないので悲しまないで欲しいという気持ちは、実は、私たちがお仏壇にこめる思いと同じです。お仏壇とは、本来故人を偲んで悲しむための場所ではなく、先祖に守られて幸せでいることを喜ぶ場所。昔ながらの暮らしを大切にするご家庭では、このお正月も家族全員でお仏壇の前に手を合わせたでしょう。
///命光堂///
2006/05/17
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (12:43 am)
差しさわりがあればあらかじめお詫びしますが、「過去帳」という言葉が放送禁止用語に入っていると聞かされ驚きました。なぜ放送で話していけないのか、浅学にして全く分かりません。過去帳とは、なくなった方の戒名や生年月日、命日などを記した、いわばお寺の檀家名簿です。ご自宅に先祖代々の過去帳のあるお宅もあります。放送して不都合な点があるとは思えないのですが...。
過去帳が思わぬ力を発揮することもあります。自分の先祖を知りたいとき、ちゃんとした戸籍のなかった明治以前の記録は、お寺を訪ねて過去帳の記録を調べるのが一番の早道です。代々の檀家の方なら、先祖の名前なども記録されているはずですので、万一言い伝えなどがなかった場合でも家系図を作ることが出来ます。
///命光堂///
2006/04/28
カテゴリ: よもやま話 : 

執筆者: kudou (12:10 am)
ブログページをリニューアルしました。
///命光堂///
2006/04/26
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:10 am)
仏壇というと、誰かが亡くなられた時に買うものと思っている方がいます。もちろんそれでも構わないのですが、本来はそれぞれのご宗旨のご本尊をお祀りし、その中に代々の位牌を安置するための場所で、お墓とはちょっと意味の違う神聖な場所です。昔はよく、家を新築・改築した時にお仏壇を新しく立派なものに取り替えました。その家の一家が努力して自分たちだけでなく先祖の住まいまで立派にできたという意味で、晴れやかでおめでたいこととされました。代々続く名家のお正月の行事は、家族全員が仏間に集まり、当主が仏壇に祈ることから始まります。戦国武将も戦の前に屋敷の仏堂にこもって勝利を祈念したといいますが、現代人の暮らしでこの仏堂に当たるのが仏壇です。迷いや不安が生じたときにも、お仏壇に向かって拝むことで精神集中を図るというのもいいでしょう。なくなった方の供養だけでなく、今いる方々の毎日の暮らしの支えとなるのが本当のお仏壇の役割です。
///命光堂///
2006/04/20
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:10 am)
昔は、子供の頃からお寺に顔出すのが当たり前とされていました。大人になって自分の先祖を供養していただくだけでなく、お盆やお彼岸などの行事にはお手伝いをしにでかけるのが普通でした。人間というのは弱いもので、自分の身を守るだけで精一杯なこともあります。それだけに、自分だけでなく、家族、仕事仲間、ご近所と、より多くの人を助けられる人間になってゆくのは、理想の生き方です。お寺に行き、そこに集まる人々のために奉仕するというのは究極のボランティア活動と言えます。お寺というのは、お坊さんをはじめそういう「徳の高い人々」の集まる場所ですから、子供のうちから出入りさせるのには非常に意味のあることだと言えます。観光客として有名な寺院を外から拝むだけでなく、代々のおつきあいのあるお寺に顔を出すというのも、お寺との本来のおつきあいのあり方なのではないかと思います。
///命光堂///
2006/04/15
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:10 am)
仏舎利(ぶっしゃり)とは、お釈迦様のお骨です。一緒に荼毘に付された装飾品の宝石や宝玉なども同じように扱われています。仏教徒は、塔を建ててその中に仏舎利を安置し、供養するものとされてきました。古い佛教は偶像崇拝を禁止していたため仏像なども作られず、仏塔そのものが礼拝の対象でした。今日でもなくなられた方のご遺骨を大切に供養したり、お墓に卒塔婆を立てたりするのも、塔を建てて仏舎利を供養することにならって亡くなられた方を供養するという意味があります。昔の中国では、死者は荼毘に付すことなく埋葬していました。そこで例えば犯罪を犯した者は皇帝の命で地の果てまで追跡されましたが、もし死んでしまっていた場合は、その墓を暴いて遺体を太陽の光に晒して辱めることで罰を与えました。佛教が伝わってきた中国のそうした風習の名残などもあり、日本は、いかに自然を大切にする国とはいえ、ご遺灰を自然の中に放置することは死者への冒涜とされてきました。ですから、散骨・自然葬というのは佛教から言えば死者の尊厳を高める行為とは言えません。
///命光堂///
2006/04/05
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:00 am)
インターネット上でも、最近永代供養のご案内をよく見ます。家や宗派にとらわれず、好きな場所で供養されたいという方が増えたためだと思われます。以前は無縁仏と言われることもありましたが、本人の意思で生存中に供養のされ方を選ぶという、積極的な意味合いがあるように思います。\r\n一方、昔からの永代供養は、お寺にとって特別な功績のある方の霊を、寺の続く限り供養するというものでした。しかしどんな方でも、一度お寺で供養を受けたなら未来永劫供養され続けるのと同じでしょうから、永代供養というのはなかなか良い名称だと思います。ですから、どんな供養が正しいということはないでしょうが、家のお仏壇に安置され何世代にもわたって供養されるというのは、とりわけ現代では特別に恵まれた方と言えるでしょう。核家族化が進み、どんな家にでもお仏壇があるというわけではない現代では、そういう方が少なくなってるのかもしれません。だとすると、ちょっと寂しいような気がします。
///命光堂///
2006/03/30
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:10 am)
ドラマ西遊記が終わり、三蔵法師一行は無事天竺からお経を持ち帰ることが出来ましたが、実は「三蔵」というのはお経を伝えたり、翻訳事業を行った僧侶に対してつけられる尊称で、西遊記の玄奘だけではありません。中国では鳩摩羅什や不空金剛、日本人でも興福寺の僧・霊仙が、最澄や空海と同じ遣唐使の一行として唐に渡り、仏典の訳経に従事した功績を認められて、憲宗皇帝より「三蔵」の名を授かっています。また、玄奘三蔵が持ち帰ったものはお経だけではなく、仏舎利と呼ばれるお釈迦様の遺灰もありました。
///命光堂///
2006/03/25
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:00 am)
最近、木目を生かした現代風仏壇が人気を呼んでいます。家具と同じセンスで選べるという点で、現代人に人気があるのでしょう。一方、金箔、漆塗りの仏壇の良さは、分かってもらえなくなったのかもしれません。もちろんそれぞれの良さがありますが、今回は漆塗りの魅力を少し。漆というのは単なる塗装ではありません。ペンキなら、厚く塗った仕上げを見て素材の悪さをカバーしたものと思われても仕方がありませんが、漆は塗料それ自体が価値を持つものです。漆を塗って長居年月耐えられるように専用の仕上げを施した木地に、専門の職人が手作業で塗り重ねて行く漆は、海外では「JAPAN」と呼ばれ、日本を代表する工芸技術です。漆製品は、下地の木に何を使っているかではなく、漆の塗りの厚さや光沢などで価値が決まります。そして、正倉院御物や各地の寺社の荘厳具に見られるように、何百年も変わらぬ美しさを保ちます。とりわけお仏壇は、漆塗りの食器や調度品に比べて、はるかに大量の漆を使うため、それだけ贅沢で価値の高いものです。ただ黒いだけに見える表面も、じっと眺めているとなんとも言えない輝きや深みを感じるはずです。それが日本人の心の中にある、「正式で格調ある黒」「清浄で貴い位を表す黒」そのものです。今度漆塗りの仏壇を見る機会があったら、その表面の色合いも味わってみてください。
///命光堂///
2006/03/22
カテゴリ: 拝む心 : 

執筆者: kudou (2:00 am)
孫悟空の話で書いたとおり、戒名というのはお坊さんに弟子入りした時の名前です。だから亡くなった方ではなく生きている方のための、「生前戒名」のほうが本筋なのかもしれません。亡くなった方が熱心な佛教の信者で、本来なら出家して世の中を救うほどの大上人になっていたかもしれないけれど、その分俗世でさまざまな功績を残した。亡くなった以上は、仏教徒として出家させてあげたいという遺族の気持ちが込められていると思います。
///命光堂///

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札幌で仏壇・仏具店を営む工藤光行が、お仏壇にまつわるおはなしや札幌の話題をご紹介します。
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千の風になって
(2007/01/22)
過去帳
(2006/05/17)
リニューアル
(2006/04/28)
仏壇は縁起物
(2006/04/26)
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(2006/04/20)
仏舎利
(2006/04/15)
永代供養
(2006/04/05)
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戒名
(2006/03/22)